入試情報アドミッションポリシー

「アドミッションポリシー」とは、桜美林大学が入学を希望するみなさんに対して求める、能力や資質に関する考え方のことです。
つまり、桜美林大学の学生はこんな人物であって欲しい、と願う人物像とも言えます。
このアドミッションポリシーに基づいて、入試を行い大学教育を受けるのにふさわしい能力や適性を判定して選抜します。

桜美林大学のアドミッションポリシー

(1)輩出する学生像

桜美林学園のミッションは、キリスト教の精神を礎とし、教育や研究において誠実に真理を求め、隣人を思いやる心を持って、仕えることのできる人材を大学での学びと経験を通じて世に送り出すことです。
1921年5月に中国・北京から始まった学園の歴史的な観点を鑑みてもグローバル社会での活躍に必要不可欠な外国語運用能力、多様な文化的背景を持つ人々とともに生きる力を全ての学生に身につけさせます。
さらに予測不可能な様々な社会問題を解決に導くことのできる教養を高め、これからの社会を担う人材を輩出することにあります。

(2)求める入学者

本学は、このミッションに共感し、本学の教育システムの特長である学群制の中で、自らが学修を希望する専門領域にとどまることなく幅広い視野で隣接した学問分野に興味関心が持てる学生等であることを期待します。
また、主体的に学び、経験を積む姿勢、国や地域を越えて異なる価値観を持つ人たちとコミュニケーションができる力を持つ学生等を国や地域を問わず幅広く求めます。

(3)入学までに身につけて欲しい能力と選抜方法

入学を希望する学生等には、以下の3点を身につけて入学してくることを求めます。なお、選抜方法は、学群の特性も踏まえ、多様な入学者選抜制度を駆使して多角的に評価します。
①高等学校の学習指導要領に基づく学習範囲の知識・技能を修得していること。(海外からの応募者はそれぞれの国や地域の高等学校までの課程を修了していること)
②高等学校までの学習や諸活動を通じて、様々な課題や困難に向き合い、その解決のために試行錯誤を繰り返す中で身につけた「思考力、判断力、表現力」があること。
③高等学校までの学習、部活動や外部のコミュニティ活動での共生、協働を通して、主体性や積極性を持って、チーム等で目標や課題に取り組んできた経験を有すること。

(4)入学者選抜の基本方針

「キリスト教精神を礎として、教育を通してグローバルな社会に貢献する人を育成する」ことが桜美林学園の建学の理念です。
また、学園の行動指針である「学而事人(がくじじじん)」(学んだことを人や社会のために役立てる)の精神を受け継ぎ、学園から巣立った後、困難な課題にも立ち向かい社会で活躍することが期待されています。
これからの社会に、「グローバルな人材」「『学而事人』の精神を受け継ぐ人材」を輩出しようとする本学は、教育システムの特長である学群制の中で、自らが学修を希望する専門領域にとどまることなく幅広い視野で隣接した学問分野に興味関心を持てる学生等であることを期待しています。
そして、主体的に学び、経験を積み、国や地域を越えて異なる価値観を持つ人たちとコミュニケーションができる力を持つ学生等を国や地域を問わず幅広く求めます。

学群別アドミッションポリシー

多文化理解を推し進め、一つの専門性だけにとらわれない学際的思考を駆使し、優れた分析・表現力をもって学問を通じた社会貢献を行う、国際性を有した「自立した学習者」(IndependentLearner)を育成していきます。また、興味・関心や社会文化的背景の異なる多様な学生が集い、学び、知的刺激を与え合える教育の機会を提供します。
そのため、本学群の学びは、幅広い学問に触れると同時に、本人の関心に応じて人文学、社会科学、自然科学のいずれかをより深く学び、拠って立つ足場、すなわち、学問的基礎を修得することからはじまります。
学生は、学問的基礎の修得を続けて各分野の専門性を深め、分析・表現力を養うと同時に、他の専門分野に対する理解や専門横断的な知見、俯瞰的な視野をあわせもち、一つの専門の枠に捕らわれない自由な学際的思考を身につけていきます。加えて、学生は、留学やサービス・ラーニングなどの体験を通して、自らが深い興味関心を抱いた事柄や、関わりを持ったコミュニティや社会の課題と向き合い、国際性や多様な文化を理解する力、学問を通じた社会貢献ができる力を身につけます。
このような力を養う理由は、未来を予測することが困難な時代の中で生き抜くためには、主体性や多様な価値観を尊重できる態度が求められているからです。

【求める学生像】

学群の教育システムに共感し、学修や経験を通して、成長を望み、これからの時代に自らの学びと経験を以て、貢献しようとする人たちを国や地域を問わず求めます。また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)広い分野の基礎的学力を持ち、人文学、社会科学、自然科学の領域・専門分野への強い関心を有する者
(4)新しい分野への探求心と新たな体験へ挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者

グローバル化が加速する今日の社会において、高度な外国語コミュニケーション能力を基盤として、自らが関わるコミュニティの様々な課題に向き合い、積極的に課題解決に取り組むことのできる人材が必要とされています。
そのため、まずは基礎となる高度な外国語運用能力を修得します。その上で、直面する問題や課題に対し、多角的な視野と知識をもとに思考と分析を行い「実行可能な解決策を提示できる人材」、具体的かつ論理的に説明・説得するための「高いコミュニケーション能力を持つ人材」、コミュニティにおいて中核的な存在として「課題解決に向けてリーダーシップを発揮する人材」を育成していきます。

【求める学生像】

学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを国や地域を問わず求めます。また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者(特に外国語運用能力)
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)世界の国や地域、及び自国に対して強い関心を有する者
(4)グローバルな社会において積極的に学修や経験に挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者

「国際性」に優れ、「奉仕の精神」と「おもてなしの心」、「コミュニケーション能力」と「情報リテラシー」を兼ね備えた人材を育成します。さらに、所属する企業や各種機関、コミュニティにおいて、予測不可能な様々な課題に向き合い、「マネジメント能力」を駆使して、積極的に課題解決に取り組むことのできる力を身につけさせます。
特に、学修過程においては、理論と実践のバランスのとれた「マネジメント能力」を養うためにインターンシップ等の実習体験を積極的に展開していきます。

【求める学生像】

学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを国や地域を問わず求めます。また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)社会の出来事、国や地域、企業などの取り組みに強い関心を有する者
(4)社会と積極的に関わりを持ち、様々な課題に対して挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者

グローバル化する社会において、他者理解を行う上で人間の営みと密接な関わりを持つ文化に対して、理論や歴史、表現を学ぶことは、多様な文化的背景を持つ人々とともに生きる力を身につけることになります。また、様々な創作活動の中で行われる試行錯誤は、予測困難な問題を解決に導くことのできる素養を高めることとなり、こうした力を持つ人材が、これからの社会で求められます。
一方、芸術の創作活動を通じて社会における芸術文化の発展に寄与する人材、専門家として作品やパフォーマンスを提供する人材は、高度な知識基盤社会において必要不可欠な存在であります。
そこで学群制という教育システムを通して、「演劇・ダンス」「音楽」「ビジュアル・アーツ」の三つの隣接する学問領域を配置し、自らが深い興味関心を抱いた表現やコミュニケーション方法と向き合う中で、必要とされる専門的知識と技術を身につけていきます。

【求める学生像】

学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを国や地域を問わず求めます。また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
(2)創作活動や芸術鑑賞を通して、芸術の学術的な学びに求められる意欲と関心を有する者
(3)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(4)芸術、文化、人、表現、コミュニケーション等に強い関心を持ち、創作活動やアートマネジメント等に積極的に挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者

加速する少子高齢化社会や多様化かつ高度化する福祉ニーズに対応できるプロフェッショナルを育成することを目的としています。これらの分野で活躍するためには、乳幼児から高齢者までの人間の成長、発達や生活に関心を持ち、一つの専門領域にとどまることなく、広い範囲の知識や技術を身につけ、多角的な観点から総合的にものごとを考える力が必要となります。また、人々の願い、悩み、喜びに共感できる人間性も求められます。
そこで、学群制という教育システムに、「社会福祉」「精神保健福祉」「健康科学」「保育」の4つの隣接する学問領域を配置し、自らが興味関心を抱いたテーマやコミュニティ、社会の課題に取り組む中で、必要とされる実践力を身につけていきます。

【求める学生像】

学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを求めます。また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)人々の健康、こころ、からだ、福祉に強い関心を有する者
(4)社会と積極的に関わりを持ち、様々な課題に対して挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者

「航空機の操縦」、「航空管制」、「航空機の整備管理」、「空港の運営」等、航空の各分野で活躍できるプロフェッショナルを育成することを目的としています。これらの分野で活躍するためには、航空工学、種々の法規程類を理解し、かつ高い語学運用能力を兼ね備える必要があります。
さらに、経済、経営にも関心を持ち幅広く横断的な知識と高度な専門知識と技量を習得し、豊かなマネジメント能力が求められます。航空業界ひいてはグローバル社会に貢献できる人材を育成していきます。

【求める学生像】

本学群では、この教育の考えに共感し、学群での学修や経験を通して、成長を望む人たちを求めます。また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者(特に、外国語運用能力と数理科学に関する基礎的な知識・技能)
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自律心を有する者
(3)グローバルな社会の出来事、航空業界、国や地域、関連する産業界等の取り組みに強い関心を有する者
(4)社会と積極的に関わりを持ち、様々な課題に対して挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者